5世紀にわたる歴史
16世紀にアイ村に移り住んだスイス人軍人アヴリル・ル・フィリポナは、今日なおメゾンがブドウを栽培している「ル・レオン」と呼ばれる土地を所有していました。1522年の古文書にフィリポナの名が記されており、この年は、16世代に渡って紡がれてきたシャンパーニュ地方におけるフィリポナ家の歴史の「はじまり」を示す象徴的な年となりました。「1522」と名付けられたシャンパーニュはこの長い伝統の証といえるでしょう。
「1522」は、アイ村の歴史ある区画「ル・レオン」のピノ・ノワールを中心に、モンターニュ・ド・ランス北部のグラン・クリュ、コート・デ・ブランの(通常はマイィやル・メニル・シュル・オジェといった)グラン・クリュを組み合わせ、大部分を木樽でマロラクティック発酵を行わずに醸造しています。こうして「1522」は、シャンパーニュの代表的な三つの白亜質のテロワールから生まれ、ミネラル感、複雑さ、そして絶妙なバランスを備えたワインとなります。エクストラ・ブリュット(4g /Lのドザージュ)で仕上げられ、セラーで6~8年間熟成することでその頂点に達します。
1522 ブラン
「1522」のラベルには古いエッチング画のアイ村があしらわれています。アイ村は5世紀にわたるフィリポナ家の拠点であり、シャンパーニュ地方において最も傑出した、最もミネラル感のあるピノ・ノワールを生み出す土地として知られています。このシャンパーニュはその特徴を極限まで引き出し、スパイシーさも感じさせます。冷涼な年にはジンジャー、温暖な年には唐辛子、さらにはホワイトペッパーからブラックペッパーまで、様々なペッパーのニュアンスが現れます。
1522 ロゼ
「1522 ロゼ」はプルミエ・クリュで造られています。その色合いは、マルイユの赤ワインや、クロ・デ・ゴワスのブドウを用いたセニエのロゼをブレンドすることによって生まれています。ピノ・ノワール由来のわずかなタンニンが、その自然な酸味と相まってワインに活力をもたらし、果実のアロマを際立たせます。これによって「1522 ロゼ」の持つスパイシーな個性がさらに引き立てられています。