「フィリポナのスタイルは、力強さ、ミネラルの緊張感、
純粋さが共存するダイナミックなパラドックスです。」
ブドウ畑とワイン
メゾン・フィリポナのスタイルは、シャンパーニュ地方に根差した伝統から生まれます。
フィリポナのスタイルは3本の柱によって支えられています。まず、キュヴェの核となるグランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌの南向き斜面で育まれるピノ・ノワールの力強さ。次に、プルミエ・クリュとグラン・クリュの白亜質土壌がもたらすミネラルの緊張感。そして最後は、テロワールの純粋な個性を忠実に表現する、精緻なノウハウです。
このノウハウの根底にあるのは、果実の成熟度と凝縮度に基づいた丁寧なブドウ栽培です。キュヴェや収穫したブドウの状態によってマロラクティック発酵を行うか否かを慎重に吟味し、酸味との精緻な調和が保たれます。
また、アロマのクオリティをさらに高めるためにピュアさを追求しています。その第一歩が、「キュヴェ」と呼ばれる一番搾りのみを使用することであり、その哲学は醸造のすべての工程に貫かれています。
「レゼルヴ・パーペチュアル」のサイクル
フィリポナのノン・ヴィンテージ・シャンパーニュのアッサンブラージュ技術は、特別なノウハウで成り立っています。それが「レゼルヴ・パーペチュアル」です。この時を超越した技法は、常に行われる刷新、たゆまぬ進化というメゾンの哲学を象徴しています。
1946年以降、フィリポナでは毎年、その年の収穫から生まれたワインを前年までのブレンドに加えています。「レゼルヴ・パーペチュアル」は、永遠に繰り返される連続的なレンドのサイクルによって成り立っています。レゼルヴ・パーペチュアルは、新しく出来上がったブレンドのことであると同時に、次のブレンドのために残しておかれるもののことでもあります。リザーヴ・ワインとして残されたワインには、2つの補完的な用途があります。ひとつは翌年のシャンパーニュに加えられ、もう一つはよりゆっくりと熟成させる「レゼルヴ・エッセンシャル」に加えられます。
「レゼルヴ・パーペチュアル」と「レゼルヴ・エッセンシャル」はともに⽊樽で熟成されます。ブレンドの回数を重ねることで、フレッシュさを保ちながら、出来上がったワインに蓄積された味わいがもたらされます。古いワインは常に若返り、より一層複雑さを増していくのです。
「ブリュットとノン・ドゼの
『レゼルヴ・パーペチュアル』、
そしてロゼは、フィリポナの熟練の技と
ノウハウを写し出す鏡です。」