私たちの取り組み - Champagne Philipponnat

私たちの取り組み

メゾンの伝統はブドウ畑に

長い伝統を継承し続ける私たちは、時間というものが持つ価値、そして「サステイナブル( 持続可能)」という言葉の真の意味を理解しています。また、「責任」という言葉の意味も知っています。これらの価値を尊重することは、フィリポナにとってごく自然なことなのです。

たゆまぬ進化を繰り返す過程で、私たちはこれらの価値を大切にし、企業と自覚的に打ち出すずっと以前からすでに実践していたのです。

私たちが受け継いできたものは、この土地であり、ブドウ畑であり、さらにはシャンパーニュ地方全体の土地です。私たちはこの土地で心を込めて働き、その恵みを享受してきました。500年にわたってこの地で生きてきた私たちにとって、「持続可能性」は単なる概念ではなく、きわめて具体的な目標であり、これからの500年に向け、何としてでも果たさなければならない義務なのです。

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ブドウ畑へ…

私たちが所有する20ヘクタールのブドウ畑のほとんどは、アイ、マルイユ・シュル・アイ、アヴネイ・ヴァル・ドールのプルミエ・クリュとグラン・クリュの「黄金の三角地帯」に位置しています。私たちのアイデンティティは、この石灰岩質の白い土壌に根ざしています。数世紀の歴史を持つ貴重かつ繊細なこのテロワールを守るためには、敬意をもって慎重に向き合わなければなりません。

フィリポナでは30年以上前から肥料は有機肥料のみを使用していました。

また、同じ時期から殺虫剤の使用も止め、除草剤の代わりに自然の草を生やし、機械による土壌管理(軽い耕起や除草)を行ってきました。階段と低い壁に囲まれた傾斜の厳しい丘陵地でのブドウ栽培は、山間部における栽培と同様に厳しいものです。急斜面のためトラクターは入ることができず、キャタピラー式車両も使えるとは限りません。そのため、私たちは小型の農耕馬やウインチに頼ったり、昔の優れた庭師たちのように農工具を使った手作業を取り入れたりしています。

近年、自社のブドウ栽培における原則を明確に定めました。

  • ブドウ樹には厳格な剪定を行い、古い区画は抜根するのではなく補植することで、収量を適正に保ち、ワインの凝縮感を高めます。
  • 植物由来・ミネラル由来のシンプルな有機肥料のみを使用。
  • 防除対策にはバイオコントロールのみを利用。
  • 10年ほど前、シャンパーニュ地方の生産者の中でも先駆けて、フィリポナは「Haute Valeur Environnementale(HVE, 高環境価値認証)レベル3 」を取得。その後「Viticulture Durable en Champagne(シャンパーニュ地方の持続可能なブドウ栽培認証)」を受け、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)のガラディナーにてフィリポナのシャンパーニュが公式にふるまわれました。
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 セラーで

長い間、ワインはそれ自体が唯一の「原材料」であると定義されてきました。世界で最も素晴らしいワインであっても、発酵したブドウ果汁にでしかありません。私たちの仕事は、この有機的な変化を可能な限りシンプルかつ敬意を持って進めることです。

  • シャンパーニュの圧搾規則を厳守し、「キュヴェ」と呼ばれる一番搾りのみを使用。
  • 搾汁の静置(デブルバージュ)。
  • アルコール発酵には、シャンパーニュ地方で選ばれた酵母を使用。
  • 1920年代、生物学者でもあったセラーマスターのルイ・ボランがフィリポナで初めて導入。
  • 清澄作業は行わない。
  • マロラクティック発酵を行わない場合、フィルターは軽くかけることが重要(粘土やセルロースを使用)
  • 補酸 / 除酸は行わない。酸はマロラクティック発酵を行うか否かの判断によりある程度バランスをとることができる。
  • マロラクティック発酵は冷却によって抑制。硫黄酸化物の添加によるものではありません。
  • 酸化防止と細菌の繁殖を防ぐため亜硫酸を添加していますが、含有量はオーガニック基準に準拠しており、過去30年間で半減させました。
  • フィリポナの施設およびすべての工程で、オーガニック認証を受けています。
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責任ある取り組み

フィリポナは、企業の社会的責任(CSR)の考え方を包括的に取り入れ、経済・社会・環境・健康のあらゆる側面に配慮し活動しています。こうした姿勢は私たちにとって自然なものであり、以前から無意識のうちに実践していました。しかし近年、より意識的かつ体系的に取り組むことで、持続可能な未来への責任をより明確に示すようになりました。

フィリポナ・メゾンのオンラインマガジン